TEACHERS
中谷礼仁 先生
専門:建築史
1987年早稲田大学理工学部建築学科卒業。1989年同大学院修士課程修了。
大阪市立大学工学部建築学科専任講師をへて2007年より早稲田大学理工学術院建築学科准教授。2012年より同大学教授。
一部の生徒・教員からレーニンの愛称で親しまれている。当スタジオの課題では、今和次郎の「考現学」やトマソンの解説を通じて、現代の見落とされた美や不思議を「未来人・宇宙人」並みの新鮮さをもって捉え直すことが要求される。生徒らを、「アイディアの泉」と評しており、革命に向けて視界良好のようである。
小阪淳 先生
専門:美術
大阪大学工学部建築学科卒業。東京芸術大学大学院美術研究科建築専攻修了。
コンピューターを用いた描画活動に日々挑戦しており、月に1度新聞に時事を反映した風刺画を寄稿している。一部の生徒の間では、先生のおしゃれな髪のうねりは創造の可能性の象徴だとされている。当スタジオでは、自分にしか気づかない美の発見と、それを理解してもらえるように独自の表現方法を磨いていくことを目的としている。どんな作品も、個性表現豊かなものは高く評価し、講評してくださる。ただし、アドバイスは出すものの、どちらが良いか判断はすべて生徒のセンスに一任している。
近藤卓 先生
専門:ランドスケープデザイン
1995年千葉大学園芸学部緑地・環境学科(旧造園学科)卒業。2000年千葉大学大学院自然科学研究科環境計画学専攻 博士前期課程修了(農学修士)。
アーキ・アイ計画事務所、大成建設を経て、現在近藤卓デザイン事務所株式会社代表。また、千葉大学、東京理科大学、武蔵野大学、早稲田大学非常勤講師を兼務。
ランドスケープの第一線で活躍されている先生。課題では中谷スタジオ同様、町中での「発見」がポイントになるが、当スタジオではさらに「人と自然と空間の関係性」がより重視されている。「建築お笑い」や「早稲田産卒業記念品」など、様々な出題に挑戦していて、生徒はワクワクが止まらない。
矢口哲也 先生
専門:都市デザイン
1993年東京理科大学建築学科卒業。1995年東京工業大学大学院社会開発工学専攻修了。2002年カリフォルニア大学バークレー校都市デザイン専攻修了。
1995-2001年に鹿島建設建築設計本部建築設計部、2002-2003年にKaplan McLaughlin Diaz、2003-2008年にBMS Design Group、そして2008-2016年にEDAW/AECOM (現AECOM), Associate Principalを経て、現在早稲田大学理工学術院創造理工学部教授。
アメリカにいた際に吸収した西洋的な思考・方法をもとにした、他教員とは、一味違ったアドバイスに定評がある。長い英語圏生活の影響か、話がロジカルで分かりやすい。とても寛容で生徒の作品や建築に関する相談に丁寧な対応をしてくださる。当スタジオでのデッサントレーニングによる生徒の表現力の成長は著しい。